瞬間英作文の効果は本当にあるのか、私はいまでもときどき疑っています。
私はTOEIC480点から、38歳で英会話をやり直している会社員です。2026年1月にやり直しを始めてから、瞬間英作文は毎日の宿題のひとつになっています。
先に書いておくと、私はまだ英語を話せません。ですので、「瞬間英作文で話せるようになりました」という記事ではありません。
それでも、私は瞬間英作文には意味があると感じています。一方で、「答えを丸暗記しているだけでは」と不安になる日もあります。
この記事では、私のやり方、効果を感じた場面、効果がないのかもと感じる瞬間を、順番に書いていきます。後半では、過去に同じ瞬間英作文で一度うまくいかなかったときの話も出てきます。
同じように「続けて意味があるのかな」と迷っている方の、参考になればうれしいです。
TOEIC480点、38歳。意志じゃなく、仕組みで。英会話をつづける記録。
何度も英会話に挫折してきましたが、今回は「やる気」に頼るのをやめて、仕組みだけで続ける方法に切り替えました。週1回のコーチングと毎日の宿題を続けて、現在7ヶ月目です。

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Versant スピーキングテスト(2023年1月受験)

初心者の私がやっている瞬間英作文のやり方
まず、私がどんなふうにやっているのかを書いておきます。すごいことは何もしていません。
| 教材 | 『スラスラ話すための瞬間英作文シャッフルトレーニング』 |
| 使うもの | スマホのアプリ(abceed) |
| 1回の量 | 10問。余裕があれば2〜3回 |
| ペース | 1週間で2ページ |
| 進み具合 | 1周目の4割あたり |
私は日本語の文を見て、英語を口に出しています。電車などの移動中は声を出せないので、頭の中だけで英語にしています。
新しいページに入ったときは、私はいきなり英作文をしません。最初は、日本語を見て、英語の答えを読むだけです。
そこからスピード勝負で回数を重ねて、口に慣れさせながら覚えていく感じです。1週間かけて、2ページを言えるようにしていきます。
最初は中学レベルの文も出てきませんでした
始めたころの私は、驚くほど英語が出てきませんでした。
誰かに「〜を見せてください」と頼むだけの文です。中学で習ったはずの形なのに、私の口からはスッと出てきませんでした。
読めばわかります。でも、自分では作れません。私の英語は、ずっとその状態で止まっていたのだと思います。
読めるのに作れないことに、自分でもびっくりしました。
瞬間英作文の効果を感じた2つの場面
では、続けてみて何か変わったのかというと、私は変わったと感じています。
いちばんの変化は、単語ではなく、文で答えようとするようになったことです。
以前の私は、英語で何か聞かれると、知っている単語をひとつ言って、あとは笑ってごまかしていました。
オンライン英会話のレッスン中
私が変化をいちばん感じるのは、オンライン英会話のレッスン中です。
講師に質問されたとき、私は下手でも主語と動詞から文を組み立てようとするようになりました。合っているかどうかは別として、文の形で口から出そうとしています。
私が受けているレッスンの話は、別の記事に書いています。


海外旅行のタクシーとお店で
もうひとつは、2026年の夏に行った海外旅行です。
タクシーに乗ったとき、運転手さんが雑談で「子どもは何歳?」と聞いてくれました。以前の私なら、数字だけを返して終わっていたと思います。
このときの私は、文で答えたうえで、「あなたのお子さんは?」と聞き返すことができました。
お店でも、店員さんに「どんなものを探しているの?」と聞かれて、私は自分の希望を英語で伝えることができました。
数字だけで終わらず、聞き返せたのがうれしかったです!
どちらも、短くて簡単な文です。それでも、単語だけで逃げていた私にとっては、はっきりとした変化でした。
瞬間英作文は効果ないのかもと感じる瞬間
ここも正直に書きます。私は「これ、意味あるんかなあ」と思うことが、いまでもあります。
ひとつは、答えを丸暗記しているだけだと感じるときです。
同じページを何度も繰り返していると、私は日本語を見た瞬間に、答えの英文をそのまま思い出していることがあります。自分で文を作っているのではなく、覚えた答えを再生しているだけなのでは、と不安になります。これは実際の会話で使えるのかな、と思います。
もうひとつは、結果につながっていないと感じるときです。
相手の英語がやっぱり聞き取れなかったときや、言いたいことがすぐに英語で口から出てこなかったときです。そういう場面にぶつかると、私は「毎日やっているのに」と思ってしまいます。
英語コーチングについて書いた記事でも同じことを書きましたが、私が「意味あるのかな」と感じるのは、いつも結果が見えないときでした。
聞き取れないことについては、私なりに原因を考えた記事があります。


同じ瞬間英作文が意味を持たなかった過去の私
実は、私が瞬間英作文に取り組むのは、今回がはじめてではありません。
以前、別のサービスで3ヶ月のコーチングを受けていたときにも、私は瞬間英作文をやっていました。やり方そのものは、いまとほとんど同じです。
違ったのは、量と私のレベルのバランスでした。
当時は、毎日音読を録音して提出していました。ほかの宿題も多く、当時の私の英語力と生活には、負担が大きかったのだと思います。
私はいつのまにか、「送るためだけに録音する」ようになっていました。
理解するためでも、覚えるためでもありません。提出すること自体が、私の目的になっていました。
毎日提出する仕組みが悪かったとは、私は思っていません。その量をこなせる人には、きっと合うやり方です。私の場合は、自分のレベルと宿題の量が合っていませんでした。
同じ教材でも、量が合わないと中身が入ってきませんでした!
いまの私は、1週間に2ページです。少ないと思われるかもしれません。でも、理解しながら進められている実感があります。
同じ瞬間英作文でも、自分のレベルと量のバランスが合っているかどうかで、意味が変わるのだと思っています。
やりたくない日は10問を見るだけにしています
私にも、飽きる日や、やりたくない日があります。仕事が忙しいときは、とくにそうです。
そういう日の私は、瞬間英作文を10問、見るだけにしています。解くのでも覚えるのでもなく、見るだけです。
「見るだけの日」は、だいたい週に1回くらいあります。
その日の学習効果は、ほとんどないと思います。それでも、ゼロの日を作らないことのほうが、私には大事でした。このあたりの考え方は、別の記事に書いています。


アプリでやっているから続いている気がします
もうひとつ、私が続けられている理由は、アプリの手軽さです。
紙の本でやろうとすると、本を持ち歩いて、音声も別に用意しないといけません。私の性格だと、たぶん面倒になってやらなくなっていたと思います。
スマホだけで完結するので、私は電車の中でも、会議の合間でも開けます。アプリについては、また別の記事で詳しく書くつもりです。
まとめ|瞬間英作文の効果を初心者の私はどう感じているか
同じくらいの英語力の同僚に「瞬間英作文って効果ある?」と聞かれたら、私はこう答えると思います。
「意味はあると思う。言いたいことを英語で作り出す練習には、すごく合っている気がするよ」
単語をいくら覚えても、私は文を作る練習をしてきませんでした。瞬間英作文は、私にとってはじめての「文を作る練習」でした。
私の身近にも、瞬間英作文に真剣に取り組み始めてから英語が伸びた、と話してくれた人がいます。私が同じようになれるかはまだわかりませんが、そういう話を聞けるのは、続ける側としては心強いです。
ただ、私はまだ話せません。丸暗記になっていないか不安な日も、結果が見えなくて落ち込む日もあります。
それでも、単語で逃げていた私が、文で答えようとするようになりました。いまの私には、それがいちばん確かな変化です。
私が瞬間英作文を毎日の宿題として続けられているのは、週1のコーチングがあるからだと思っています。コーチングを始める前に迷ったことや、いまでも「意味あるのかな」と感じる瞬間については、こちらの記事に書きました。


