「英語コーチングは意味ないのかな」と、いまでも思う日があります。
私はTOEIC480点から、38歳で英会話をやり直している会社員です。2026年1月に1社と契約して週1のコーチングを始め、それから7ヶ月、いまも週1が続いています。
続いてはいますが、胸を張って「意味がありました」と言えるほどの結果は、まだ出ていません。料金はいまでも高いと感じていますし、テストの結果を見て落ち込んだこともあります。
それでも、やめるつもりはありません。
この記事では、契約前に迷ったこと、いまでも「意味あるのかな」と感じる瞬間、それでも続けている理由を、順番に書いていきます。途中で、AIで代わりがきくことと、きかないことの話も出てきます。
これから英語コーチングを検討している方の、判断材料のひとつになればうれしいです。
TOEIC480点、38歳。意志じゃなく、仕組みで。英会話をつづける記録。
何度も英会話に挫折してきましたが、今回は「やる気」に頼るのをやめて、仕組みだけで続ける方法に切り替えました。週1回のコーチングと毎日の宿題を続けて、現在7ヶ月目です。

TOEIC L&R (2026年6月受験)

Versant スピーキングテスト(2023年1月受験)

英語コーチングは意味ないと思っていた契約前の私
契約する前、私はかなり迷いました。
いちばん引っかかっていたのは料金です。英語コーチングは、どこを見ても安い買い物ではありませんでした。
次に、私自身が続けられるのかという不安がありました。仕事と子育てで、平日はほとんど自分の時間がありません。お金を払っても、結局私はやらなくなるのではないかと思っていました。
料金が、いちばんのブレーキでした!
実感を持てないまま終わった過去のコーチング
もうひとつ、引っかかっていたことがあります。
私は過去に、別のサービスで3ヶ月のコーチングを受けたことがあります。高いお金を払ったのに、伸びた実感は持てず、英語への苦手意識もなくなりませんでした。
その経験があったので、「英語コーチング」はしばらく私の選択肢から外れていたと思います。身近な人に勧められるまで、私がもう一度考えることはなかった気がします。
つまり私自身が、一度は「意味なかったな」と感じた側の人間でした。
いまでも意味あるのかなと感じる瞬間
正直に書くと、私にはいまでもそう感じる瞬間があります。
ひとつは、私の受けたテストの結果が、思っていたよりずっと低かったときです。もうひとつは、毎週の宿題を私がやり切れなかった週です。
どちらも、自分のやっていることが結果につながっていないと感じるときでした。
そういうときは「意味あるのかな」という気持ちと一緒に、コーチへの申し訳なさも出てきます。「コーチに時間を使って見てもらっているのに、自分は何をしているんだろう。ダサいなあ」と思います。
ただ、この「申し訳なさ」が、あとで書く話につながっていきます。
一人だったらやめていたと思う場面
テストの結果が低かったとき
コーチングを始めて半年ほどたったころ、私は英語のテストを受けました。
結果は、私が思っていたよりずっと低いものでした。「半年やってこれか」と思いました。
一人でやっていたら、自分にはセンスがないと、完全に諦めていたと思います。
でも、実際には私はやめていません。コーチへの申し訳なさと悔しさがあって、もっと頑張ろうと思えています。一人で勉強していたときの私には、出てこなかった感情でした。
仕事が忙しい週
もうひとつは、もっと地味な場面です。
仕事が忙しい週が来ると、これまでの私なら、そのまま自然消滅していたはずです。誰にも連絡しなくなり、アプリも開かなくなって、気づいたら終わっています。私の過去の挫折は、全部この形でした。
いまの私には、週に1度、話す相手がいます。それだけで、忙しい週が「終わりの始まり」にならなくなりました。
続けるための仕組みの話は、別の記事に詳しく書いています。


AIで代わりがきくことときかないこと
ここは、契約前の私がいちばん知りたかったところかもしれません。
「いまはAIがあるのだから、コーチングは要らないのでは」という疑問です。私も普段からAIを使っているので、よくわかります。
7ヶ月やってみた私の感覚は、こうです。
| 代わりがきく | アドバイス/添削やチェック/勉強の手伝い |
| きかない | 人とのつながり/約束/かっこつけたい気持ち |
学習の中身だけを見れば、AIでかなりのことができると思っています。
でも、「この人に教えてもらっているし、頑張ろう」と思えるかどうかは、AIとは全然違いました。
AIから「頑張りましょう」と通知が来ても、私はそこまで頑張ろうとは思えません。無視しても、AIに対して申し訳ない気持ちにはならないからです。
AIの通知は、無視しても心が痛まないんですよね…!
私はコーチと、雑談も含めて毎週話します。そうすると、だんだん仲良くなっていきます。仲良くなった相手に「今週やってません」と言うのは、私はやっぱり嫌です。
かっこつけたい、という小さな見栄が、私の場合はいちばん効いている気がします。
言葉を選んだときの相手の気持ちを相談できる
中身の面でも、ひとつだけ「これは人に聞けてよかった」と私が思っていることがあります。
私はテキストに載っている表現を、全部正しいものとして覚えようとしていました。でも実際には、同じ意味でも別の言い方があったり、テキストの表現が普段の会話ではあまり使われなかったりします。
私が「これ、合っているのかな」と悩んでいた表現が、コーチに聞いてみたら両方合っていた、ということもありました。
正直なところ、表現が合っているかどうかだけなら、AIに聞いても答えは返ってくると思います。
私がコーチに聞けてよかったと感じているのは、その先の部分です。「この言葉を選んだら、言われた相手はどんな気持ちになるのか」を、確認したり相談したりできます。
表現が正しいかどうかではなく、相手にどう届くのかを人と話しながら確かめられるのは、私にとっては大きい気がしています。
コーチに発音について気づかせてもらった話は、別の記事に書いています。


料金は高いと感じたまま続けている
料金については、私はいまも高いと感じています。
楽器や、子どもの習い事と比べても、圧倒的に高いです。ここは正直に書いておきたいところです。
では、私がどう折り合いをつけているのかというと、料金の受け取り方を変えました。
「教えてもらう習い事」ではなく、「一人では続けられないことを、続けるための契約」だと考えるようにしています。
教えてもらう内容に対してお金を払っていると思うと、私は高く感じます。情報だけなら、ネットでもAIでも手に入るからです。
でも私は、自分の意志だけでは続けられませんでした。それは何度も確かめてきたことです。自分の意志でできる範囲の外にある「なりたい自分」に向かうための投資、と理解して続けています。
始めるとき、私は家族にも話しました。家族は大賛成でした。家族に英語を話せる人がいるのは子どものためにもいいし、親が一生懸命勉強している姿を子どもに見せられるのもいい、と言ってもらえました。
いまのところ、私は「ここでやめる」という線を決めていません。自分で納得できるくらい話せるようになったあとも、続けるつもりでいます。
英語コーチングが意味ない人と意味がある人
同じくらいの英語力の同僚に「コーチングって意味ある?」と聞かれたら、私はこう答えると思います。
「人によっては意味があるよ。私には、意味のある仕組みだと思う」
自分で決めたことを一人で続けられるなら、英語コーチングは要らないと思います。その人にとっては、本当に意味がないのかもしれません。
一方で、私は自分との約束なら延期してしまうのに、人との約束なら守ろうとします。同じタイプの人には、人との縁で弱い強制力をつけるやり方が、とても合う気がしています。
相性だけは運の要素がある
ひとつだけ、これから選ぶ方にお伝えしておきたいことがあります。
受講する人が続けられるかどうかは、コーチと本人のキャラクターが合うかどうかにかなり左右されると思います。ここは運の要素があります。
受講する側が合わないと感じたときに、担当の変更を申し出られるかどうかも大事だと思います。その心の強さも、少し必要なのかもしれません。
相性だけは、話してみないとわかりませんでした!
契約の前に無料カウンセリングを受けられるサービスが多いので、そこで実際に話してみて、雰囲気を確かめておくのがいいと私は感じています。サービスごとの違いは、こちらの記事にまとめました。


なお、私の契約先の名前は出していません。名前を出すと、その1社を勧める記事になってしまうからです。
まとめ|英語コーチングは意味ないのかという問いへの私の答え
英語コーチングは意味ないのか、という問いに対する私の答えは、「英語を教えてもらうもの」だと思うと、意味を感じにくいかもしれない、です。料金は高いですし、中身の多くはAIでも代わりがききます。
でも、「一人では続けられないことを、続けるための契約」だと思うと、私には意味がありました。テストの結果が低くても、仕事が忙しくても、私はまだやめていないからです。
私の英語の結果は、まだ出ていません。伸びたら伸びたと書きますし、伸びなかったら、それも書きます。
みなさんは、自分との約束と、人との約束、どちらなら守れるタイプですか。
