オンライン英会話を始めて、初心者の私は1ヶ月で撃沈しました。
大手のオンライン英会話でした。やめると決めた記憶はありません。気づいたら、予約を取らなくなっていました。
いまは、産経オンライン英会話Plusで、ほぼ同じ形式のレッスンを受けています。フィリピン人講師と25分。やっていることは、あの頃とほとんど変わりません。
英語力が大きく変わったわけでもありません。TOEICは480点からのスタートで、いまも雑談になると崩れます。
それでも、今回は続いています。変えたのは2つでした。ひとつはレッスンの受け方です。もうひとつは、レッスンの外に週1のコーチングを置いたことです。
撃沈していた頃に何が起きていたのかと、いま変えていることを、順番に書いてみます。
TOEIC480点、38歳。意志じゃなく、仕組みで。英会話をつづける記録。
何度も英会話に挫折してきましたが、今回は「やる気」に頼るのをやめて、仕組みだけで続ける方法に切り替えました。週1回のコーチングと毎日の宿題を続けて、現在7ヶ月目です。

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オンライン英会話で初心者の私が撃沈した25分
準備をしていなかったわけではありません。
レッスンの15分前くらいに、スマホで教材を読んでいました。こう聞かれたらこう返す、という想定も作っていました。質問がわからないときの聞き返しフレーズも用意していました。
それでも、始まると崩れます。
わからない質問をされて、わからないまま答えて、わからない指摘を受ける。
何を聞かれたのかわからないので、とりあえず単語を並べて答えます。何か直されますが、何を直されたのかもわかりません。結局「Yes」と言って笑うことになります。それが25分続きました。
いちばんきつかったのは講師の表情
沈黙よりも、聞き返すことよりも、こたえたのは講師の表情でした。
「この人、わかっていないな。もういいか」
そう思われているのが、画面越しにわかってしまう瞬間がありました。
もちろん、そこも含めてやさしく付き合ってくれる先生もいました。講師次第なのだと思います。
ただ、表情そのものより重かったのは、そういう顔をさせているのが自分の力不足だという悔しさでした。
相手が悪いわけではないんです。だからこそ、きつかったです!
やめると決めた日は覚えていない
「もうやめよう」と決めた日があったわけではありません。
予約を取らない日が続いて、そのまま開かなくなりました。自然に消えていった、というのが正確なところです。
当時は「忙しいから」と説明していました。いま振り返ると、わからないまま終わる25分に、もう一度入っていく気力がなかったのだと思います。
初心者が撃沈する原因は英語力だけではなかった
英語力が足りなかったのは事実です。テストのスコアで見ると、そこはいまもそれほど変わっていません。
それなのに、いまは同じ形式のレッスンを続けられています。だとすると、あの頃の私を止めていたのは、英語力そのものではなかった気がしています。
つらかったのは、わからないことではなく、わからないまま終わることでした。
わからない箇所がその場でひとつでも解決すれば、25分の意味が変わります。いま変えているのは、ほとんどがそのための工夫です。
いまのレッスンで変えている3つのこと
特別なことはしていません。どれも、英語力がなくてもできることでした。
サブモニターにAIを開いておく
以前もPCで受けていました。ただ画面はひとつで、別のタブにGoogle翻訳を開いているくらいでした。正直、使い勝手はあまりよくありませんでした。
いまはサブモニターを置いて、そこにAIを開いています。
言いたいことが英語にならないとき、「Give me a second.」と伝えて、その場で調べます。調べるのは、自分が伝えたい単語やフレーズです。
講師には特に伝えていません。後ろめたさも、正直ありません。答えを代わりに言ってもらうためではなく、自分が言いたいことの言い方を教わるために使っているからです。
言えなかったことを、その場で言えるようになって終わる。これだけで、25分が苦行ではなくなりました。
笑ってごまかすより、待ってもらって調べるほうが、ずっと気が楽でした!
海外旅行に行くと、会話の途中でAIや翻訳を使っている人を普通に見かけます。現地の方も使っていました。なので、使うこと自体を悪いとは思っていません。
ただ、私が目指しているのは、使わずに話せる英会話です。いまは、そこに行くまでの補助輪だと思って使っています。
予習は電車の空き時間に前もって見ておく
いまはカンバセーションのテキストを使っています。予習でやっているのは、2つだけです。
- テキストの中の、わからない単語を調べる
- 応答練習の問いに、自分の答えの案を考えておく
時間は15分から30分ほどです。
以前は開始15分前に詰め込んでいました。いまは電車の空き時間などに、レッスンのだいぶ前に目を通しておくこともあります。前もって見ておくと、わからない単語を落ち着いて調べられる気がしています。
講師はお気に入り数の多い人から選ぶ
講師の当たり外れは、いまもあると思います。レッスンの空気は、講師次第でかなり変わります。
そこで私は、お気に入りに登録されている数が多い講師から選ぶようにしています。当たりの確率が高い気がしているからです。
あとは個人的な相性ですが、私の場合は同性のほうが話しやすいので、男性の講師を選ぶことが多いです。
当たりの先生を引くには、これがけっこういい気づきでした!
雑談になるといまも撃沈しかける
よくなった話ばかりだと嘘になるので、続けます。
教材を離れて雑談になると、いまも崩れます。予習が効かないからです。
そういうときは、文法は無視して、思いついたとおりにしゃべっています。文にならなければ単語で返します。それでも出てこなければ、AIで調べます。
きれいな英語ではありません。でも、それで会話は成立しています。
以前は同じ場面で、笑ってごまかしていました。撃沈しなくなったのではなく、撃沈しかけたときにやれることが増えた、というのが近い気がします。
続いている理由はレッスンの外にもある
受け方を変えただけで続いているのかというと、たぶんそれだけではありません。
2026年1月に1社と契約して、週1のコーチングを始めました。いまも週1が続いています。英語に触れる習慣がついたのは、これのおかげだと思っています。
続けていると、だんだん逃げられなくなってきます。そこに悔しさも重なって、いまはそれがやる気に変わっている感覚があります。
その結果として変わったのは、スコアではないところでした。英語を話すことへの抵抗がなくなりました。自分から質問したり、会話を続けようとしたりする姿勢が、自然と出てくるようになっています。
強烈な苦手意識がなくなった、という感じです。レッスンの受け方を変えられたのも、この土台があったからだと思います。
オンライン英会話は、週1回は受けられるようにがんばっています。平日の仕事の空き時間に入れていて、できない週もあります。それでも、黙って消えてしまうことはなくなりました。
環境って大事だな、と思っています。
続けるための仕組みについては、こちらに書きました。


オンライン英会話で撃沈していた頃の自分に言いたいこと
ひとつだけ言えるなら、語彙を増やすことを忘れないでほしい、と言います。
受け方を変えても、知らない言葉は口から出てきません。聞こえても、意味になりません。ここは、いまの私もまさに足りていないところです。
聞き取りと語彙の話は、こちらの記事に書いています。


もうひとつ、欲を言えば、コーチングをもっと早く取り入れればよかったとも思っています。ひとりでレッスンだけを受けていた頃は、黙って消えることができてしまいました。
コーチングをどう選んだかは、こちらに書いています。


まとめ|撃沈したのは英語力のせいだけではなかった
オンライン英会話で撃沈して、1ヶ月でやめました。いまは、同じ形式のレッスンを続けています。
スコアで見た英語力は、あの頃と大きくは変わっていないと思います。変えたのは、サブモニターにAIを開くこと、前もって予習しておくこと、講師をお気に入り数で選ぶこと。それと、レッスンの外に週1のコーチングを置いたことでした。
いまも雑談では崩れます。それでも、わからないまま25分が終わることは、だいぶ減りました。
相変わらず、まだ話せません。
同じようにオンライン英会話で撃沈したことがある方に、聞いてみたいことがあります。みなさんは、どの瞬間がいちばんきつかったですか。
続きは、また書きます。
